2018年3月29日木曜日

#02 CX-5購入記 購入候補の選定

CX-5を実際に購入候補にあげて、グレードやエンジン、駆動方式を考えました。
結論から言いますと『XD L Package 4WD』という最上級グレードにしました。

【エンジン】
現在、フォレスターXTのFA20 DITは、
206kW(280ps)/5,700rpm、350Nm(35.7kgm)/2,000~5,600rpm と
SUVには十分すぎるパワーが有り、余裕のパワーが忘れられませんでした。
今回は、ディーゼルに決めました。
燃料が、ハイオク→軽油に変わること+燃費向上により、1km走るためのコストは大幅に削減されることが期待されます。

①ガソリンエンジン(SKYACTIV-G 2.5、SKYACTIV-G 2.0)
 2月の年次改良で、ピストンの形状や燃料噴射の工夫により燃費向上が図られたようです。
特に、SKYACTIV-G 2.5については、気筒休止機能も付きました。
無駄な燃料消費を抑えて、より燃費が稼げる仕様になりました。
頭が軽く、スポーティでなめらかに回転が上がるガソリンエンジンは魅力ですが、
ターボ化によるトルクの増大があれば選択していたと思います。
SKYACTIV-G 2.5 ※AWDの場合
最高出力:138kW〈188PS〉/6,000rpm
最大トルク:250N・m〈25.5kgf・m〉/4,000rpm

SKYACTIV-G 2.0
最高出力:115kW〈156PS〉/6,000rpm
最大トルク:199N・m〈20.3kgf・m〉/4,000rpm

②ディーゼルエンジン
 SKYACTIV-D 2.2は、CX-8に先行して搭載されていたエンジンに変更されました。
試乗の際に、改良前のエンジンでしたがカラカラ音が少し聞こえ、そのような音の低減を
図っているとのことでした。
1秒間に何回燃料噴射するかというのを、すごく緻密に行うことで、実現したと聞きました。
最高出力は、従来の129kWから140kW(190PS)
最大トルクは、420N・mから450N・mに向上し、CX-5には十分すぎるパワーです。

【内装】
Lパッケージを選択した理由。これは、ホワイトレザーに惚れたからです。
レザーシート自体は、静電気が起きない、ホコリが減るなど、フォレスターでも
メリットを感じています。
ホワイトレザーで、汚れが目立つなど起きると思いますが、それにもまさる
上質さに心を奪われました。
プロアクティブの内装でも、フォレスターと比べたら十分すぎる質感でした。
エアコンの吹出口の水平基調のならびに、ウッドパネルがあしらわれています。
個人的には、黒木目とかならシックでいいのですが、いわゆる「木目」は好みではありませんでした。Lパッケージではメタルウッドフィルム加工がされています。落ち着いた上質な内装のコーディネートが合っていて、とても満足です。
その他に、ステッチ、ソフトパッド、シルバーのベゼル、各種革張り部分など、
手で触れるところの上質さが際立っているのが、すぐに感じられました。

【駆動方式】
i-ACTIV AWDかFFか。AWDを選択しても、舗装路ではほぼFFで乗ることになるのは理解していました。SUVだからAWDという考えも、今はないです。
ただ、年に数回の雪道ドライブ、年に1度あるかないかの都心での降雪、そんなときに安心して
運転できるのはAWDで、迷ったあげくAWDを選択しました。
大トルクのパワーを、4輪で伝える安定性を選択しました。

2018年3月26日月曜日

#01 CX-5購入記 試乗してきたイメージ

今回はバーチャルではなく、現実の話です。
今乗っているSJ フォレスターXTが、今年6月末で車検を迎えるにあたり、
5年7.5万キロということで乗り換えを検討し始めたのが2月中旬。
(wikipediaから写真引用)

新型フォレスターはターボが発売されない。
最終モデルに乗り換えるのは、なんか気が乗らなかった。
だったら、今の車を乗り続けたいなって思っていました。

そんな中、ふと気になったCX-5。
(マツダから写真引用)

3月17日、試乗に行ってきました。
試乗車は2018年2月の年次改良前のモデル XD 2WD。
マツダの「走る歓び」を体感しました。短い試乗の中での感想のいくつかを。

①走行感
大きなボディを感じさせない軽快な車で、トルクが大きい車は楽に運転できます。
低速からおとなし目で発進したときに、ディーゼルのカラカラ音が聞こえましたが、
決して不満を抱く音量ではないです。実際にボンネット開けて聞いてみましたが、
フォレスターXTのエンジン始動・暖気時とあまり変わらないのではないかと思いました。
ハンドル径が、今よりも少し小さく、パワーの余裕も相まって二回りくらい小さい
車を運転している錯覚を覚えます。
試乗では40km/hほどしか出せる環境では無かったので、幹線道路や高速道路での
印象を知りたくなりました。
交差点や曲がりくねったところでのゆすられ感も無いし、感触はとてもいいです。
速度抑制のバンプも角を感じないように処理されます。
それでもフニャフニャしていない、とてもいいバランスでした。

②車内の感想
乗り降りのクセって今の車に合わせて染み付いているので、それをふまえた上で。。。
乗り込む際に、少し開口部の上に髪がかすれるかなと。かがみ方の慣れで解消されると思います。
サイドシルが、今よりも高く、幅も広く感じます。足をちゃんと上げないと。
ドア下端部がサイドシルを覆って、裾を汚さないという工夫について、フォレスターではその恩恵が必要ないほど、乗降性は良かったです。
CX-5は、傷つけないように乗りこむのに注意をしたせいも有り、ふくらはぎがサイドシルにがっつり触れました。慣れの問題だと思います。
乗り込んだあとの各部の質感は、フォレスターの完敗です。
触り心地、操作感、シート、すべての質感がとても良かったです。
後席の広さは、こぶし半分くらい狭くなったかなという印象ですが、窮屈なものではありません。後席のバックレストの高さが十分で、くつろげる空間でした。
窓が、特に上下方向に小さくなりますので、フォレスターのような開放感は無いです。
とはいえ、閉塞感を感じるほどではないです。
各所で言われている、収納スペースは確かに少ないです。
フォレスターでは、気づいたらさっと拭ける、ボディや窓、車内のお掃除シートのようなもの、レンチセット、三角板、雪下ろしワイパー、車検証などを、ラゲッジ下に隠せていましたが、BOSEウーハーが陣取っていて、これらを全て収納することは出来ません。
グローブボックスも車検証と説明書を入れたら、ほぼ埋まるスペースです。
積載性は十分ですが、上記のような隠しておきたいものを入れておくスペースが少ないです。


③ヘッドアップディスプレイ(「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」)
(マツダから画像を拝借)
【機能など】
メーター上部に速度や、カメラで読み取った制限速度や追い越し禁止の標識が
表示されます。設定していなかったので、ナビの案内は無かったですが、
設定すれば、この画像のように方向が表示されます。曲がる場合にはあとどの位でどちらに曲がるのか表示されます。
また、左右後方から接近してくる注意喚起も表示され、ドアミラーにもマークが点灯します。試せなかったクルーズコントロールの設定速度なども表示されます。
表示させる高さ、明るさをマツダコネクトから調整可能です。
【感想】
日中でしたが、視認しやすく、一方で運転の邪魔にはならないものでした。
これが大半のグレードで標準でついてくることがすごいです。
同乗者に見せたり自慢したりしたくても、見せられないもどかしさがあります笑
フライトシムのB737でもお世話になっている、ヘッドアップディスプレイを
実際に体感すると、先進の技術に触れているワクワク感がたまりません。

④色
赤、黒、グレー、紺で迷いました。
最終的には「マシーングレープレミアムメタリック」に決めました。
当日家を出発した後も、ソウルレッドとマシーングレーで迷いました。

ここから個人の感想です。(画像はマツダから引用)
・スノーフレイクホワイトパールマイカ
人気の色ですが、私個人としては最初に候補から外れた色です。
黒の樹脂モールが逆目立ちしてしまい、商用車っぽく見えてしまう瞬間があるんです。
膨張色なので、車体のキャラクターラインが目立たず、のっぺりした印象があります。

・ジェットブラックマイカ
漆黒ですね。とてもかっこよく、メッキパーツとのコントラストが最高です。
締まって見え、スポーティさが際立つかなと思います。

・ソウルレッドクリスタルメタリック
ディーラー照明下で、この赤はやや明るすぎるなというのが、個人的な感想です。
現フォレスターの赤はもう少し暗めで、こちらの方が好みです。
ただ、発色はとてもよく、黒の樹脂モールとのコントラストなど、すごく心を揺さぶられました。
帰宅時に、前モデルのCX-5と並走したり、CX-3とすれ違ったり、マツダの同色系がやはり多いなと。

・ディープクリスタルブルーマイカ
実写は確認できなかったのですが、写真でほとんど確認していて、僅かながらすれ違った際にいい色だなと思いました。濃い色が似合う車だと思います。

・マシーングレープレミアムメタリック
最初はあまり意識していなかったカラーでした。ディーラーに置いてある車を見て、名称通りの機械感、塊感があって、次第に魅力的に感じてきました。
ホイールが写真よりもガンメタリックなため、全体の統一感が高く感じました。
ボディの彫りで、明暗のコントラストがとても印象的でした。

・ソニックシルバーメタリック
明るめな色ですが、艶感が強ければアリな色でした。暗めな色が似合うと思っている中で、少し気になりました。少し青みがかったシルバーだったらかなり迷っていたと思います。

・チタニウムフラッシュマイカ
上品な佇まいでとにかく渋い。デザインが鋭いため、ジジ臭さは感じませんでした。
あらためて写真を見ると、自分が買えないレベルの輸入車みたいに見えますね。

・エターナルブルーマイカ
輸入車のような珍しい色。軽やかな爽やかな感じにも関わらず、安っぽくない。
小型車だったらこの色をチョイスしていたと思います。

さいごに
乗り潰すとか言ってたくせに、試乗してきたら、あっさりと乗り換える気に。
そしてディーラーを出るときに乗って帰るフォレスターを入口に準備して頂き、
なんだかフォレスターに悪いなって気もどこかにあって。帰りの道路でも
スムースに力強く、水平対向ターボの気持ちよさを発揮してくれていました。